平成22年度科学技術週間に伴う一般公開(4月17日)
国立環境研究所では、科学技術週間中の一日、日頃の研究成果をより多くの方々に知っていただくために、主な研究施設を公開いたします。地球環境研究センターでは、パネルによる研究成果の紹介、温室効果ガスの観測についての展示、地球温暖化についての講演会を開催します。今回は展示パネルにヒントが含まれているクイズも企画して、みなさまのおいでをお待ちしています。
二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)などの温室効果ガスの状態を正確に知ることは、温暖化の予測や対策のために大変重要です。地球環境研究センターは国立環境研究所における地球温暖化研究の中心的組織であり、早くから地上ステーション・船舶・飛行機を利用し、包括的・総合的に温室効果ガスを測る努力を重ねてきました。また、昨年新たに温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)からの観測が加わりました。これらの観測や得られるデータについて、研究者がわかりやすく説明します。「ココが知りたい温暖化」講演会では、人間の呼吸が温暖化に与える影響と、「いぶき」(GOSAT)による温室効果ガス観測について取り上げます。会場では、みなさまの質問に研究者が直接お答えしますので、ぜひおいでください。
タイトル | 講演者 | 時間 |
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「呼吸で大気中の二酸化炭素(CO2)が増加する?」 | 遠嶋 康徳 | 11:00–11:30, 14:00–14:30 |
「衛星で地球の『いぶき』を見よう!」 | 横田 達也 | 11:30–12:00, 14:30–15:00 |
あなたの質問に研究者が直接答えます
講演会でも気軽に質問してください
「ココが知りたい温暖化」リーフレットもあります
*写真はいずれも昨年の春の一般公開時のものです