中国青年団トヨタ環境保護助成活動訪日研修団の皆様(30名)が研究所を来訪しました

2014年10月21日(火)午前、中国青年団トヨタ環境保護助成活動訪日研修団の皆様(30名)が研究所を来訪しました。

広報室による研究所概要の説明に引き続き、2班に分かれて、地球環境研究センターの概要と研究の紹介、さらに循環・廃棄物研究棟での研究施設見学をそれぞれ行いました。

研究所全体の話として、研究所正職員254名のうち4名、契約職員(パートタイム職員含む)にも23名の中国出身者が在籍し、多くの共同研究が中国で行われていることなど、環境研究推進の上で中国との関係が非常に重要であることをご説明しました。また、地球環境研究センターで連続観測している温室効果ガスの最新データを紹介し、地球温暖化研究の方法をご説明しました。

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その後、梁乃申(リャン ナイシン)炭素循環研究室主任研究員から地球温暖化のメカニズム解明に重要な生態系(森林)における炭素循環研究の内容を中国語でわかりやすくご説明しました。研修団の皆様は大変熱心に話を聴いて下さり、質問も多数出て、予定の時間を30分もオーバーしてしまいました。

地球環境研究において同じアジア地域の中国との連携は非常に重要であり、今後も研究交流、情報交換などを通じて協力していきたいと考えています。