春の環境講座で対話企画「地球温暖化の疑問をなんでも語りましょう!」を行います

4月21日(土)の国立環境研究所「春の環境講座」において、地球環境研究センターでは、みなさんが日頃感じている温暖化に関する素朴な質問や疑問について、江守正多副センター長と一緒に考える新企画を開催します。

そのタイトルは「地球温暖化の疑問を何でも語りましょう!」。話題はなんでもあり!「正解」の押しつけはなし!のガチンコ対話です。

場所はいつもの地球温暖化研究棟ではなく、研究本館1の1階、時間は13:00〜14:30です。みなさんのご参加をお待ちしています。

また、今年の春の環境講座では、ほかにも新しい企画がみなさんをお待ちしています。

北極域では今

温暖化が進み北極では氷の減少などが懸念されています。そもそも北極の環境はどうなっているのか? 大気汚染物質でもあり温暖化物質でもあるブラックカーボンって何なのか?

メタンを知ろう、測ろう!

重要な温室効果ガスの一つであるメタンについて、基礎知識をボードに示し、気体のメタン濃度を測る機器で実演を行います。大気中濃度だけでなく人間が吐く息に含まれるメタンを測り、性別や年代ごとの違いをグラフにして示します(牛など動物が出すメタン濃度との比較なども)。

人工衛星による温室効果ガス観測

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」について、これまで得られた最新の観測結果の説明。後継機(今年度打ち上げ予定)であるGOSAT2の「すごいところ」を解説します。

地球環境モニタリング(空から民間航空機を利用して測る)

地球温暖化の仕組みを正確に把握するには、大気中の温室効果ガスを正確かつ頻繁に観測しなければなりません。民間航空機を利用した上空からの温室効果ガスの観測プロジェクト中心にご紹介します。

そして地球環境研究センターの展示のそば、研究本館1レクチャールームでは、社会対話・協働推進オフィスの「環境カフェ—環境問題について研究者と話してみませんか—」を開催します。

詳細は 国立環境研究所「春の環境講座」—講演および展示や体験イベントなどの詳細 をご覧下さい。