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夏の大公開 地球環境研究センターチャンネル「みんなで実験、ラボ訪問環境を考える夏休みオンライン体験」を開催しました

7月17日(土)国立環境研究所は夏の大公開をオンラインで開催しました。地球システム領域地球環境研究センターでは、「100人で海水酸性化実験」「つくば/東京/北海道3元生中継ラボツアー」「どう思う?なにができる?みんなで話そう、地球温暖化のほんとうのこと」「CGER virtual lab tour: A sneak peek into our global environmental monitoring activities」を企画しました。

「100人で海水酸性化実験」は事前に送付した実験キットを使用し、Zoomからの13人の参加者とYouTube視聴者(一部に実験キットを送付)が、大気中に放出されたCO2の半分を吸収するといわれている海が本当にCO2を吸収し酸性化するのか、実験しました。さらに、海水の酸性化が進むと暮らしにどんな影響が起きるかを講師がわかりやすく解説しました。

このイベントは、NIES公式Youtubeチャンネルからご視聴いただくことができます
https://www.youtube.com/watch?v=TdC6jbdBdrg)。

「つくば/東京/北海道3元生中継ラボツアー」では、地球環境研究センター内の2つの研究室と東京スカイツリーや天塩(北海道)での観測を紹介しました。第一線の研究者が、温室効果ガス等の観測現場の様子や、その研究内容をわかりやすく解説しました。子どもから大人まで13人のZoom参加者からさまざまな質問をいただき、研究者が丁寧に回答しました。

なお、7月8日に東京都を対象に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されたことを考慮し、東京スカイツリーからの生中継は中止とさせていただき、スカイツリーでの観測については、事前収録したビデオなどで内容を説明しました。

このイベントは、NIES公式Youtubeチャンネルからご視聴いただくことができます
https://www.youtube.com/watch?v=dGYRs4qPevY)。

英語によるツアー「CGER virtual lab tour: A sneak peek into our global environmental monitoring activities」も行いました。海外在住の方を含む15人がZoom参加し、研究者にいろいろな質問をしました。

このイベントは、NIES公式Youtubeチャンネルからご視聴いただくことができます
https://www.youtube.com/watch?v=fPlpP7rECs0)。

「地球温暖化って?起こると何がこまる?止めるにはどうしたらいいの?」は小学生にもわかりやすく、クイズをまじえて研究者が解説しました。当日は親子ら12組の参加者と、地球温暖化の研究者が一緒に話し合い、楽しく学びました

地球温暖化を止めるためにどうしたらいいかという話し合いでは、「木を植え、プラスチックの代わりに木材を使う」「再生可能エネルギーを使う」や、いざとなったら「地球から脱出する」という意見も飛び出しました。

なお、このイベントは予約者限定公開のためYouTubeでの配信はありません。

※夏の大公開地球環境研究センターチャンネルの詳細は、後日、地球環境研究センターニュースに掲載いたします。