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センター長
地球環境研究センター長
西岡秀三
あけましておめでとうございます。

京都議定書の発効も間近となり、今年も地球環境研究センターは大忙しとなりそうです。地球変動への挑戦を始めて早や15年、その間研究者の手作りで始めた大気、 海洋、陸水、生態系、炭素循環、そして衛星からの地球観測が、世界の地球観測10年計画の開始とともに、その蓄積された力をフルに発揮しようとしています。 GIO(Greenhouse Inventory Office)は、日本の温室効果ガス排出目録作りにとどまらず、アジア途上国のインベントリ作りの手助けも開始しました。 GCP(Global Carbon Project)つくば国際 Officeは、国際地球変動計画の共同プロジェクトとして、世界と地域を結んで持続可能な社会作り研究をリードしています。 3200部配布されるセンターニュースは、派手ではありませんが確実に世界の地球環境研究の動向を社会へ伝えます。研究所の一般公開では、子供たちは真っ先に当センター に駆け込んで、研究員と一緒に学び始めます。当センターは、いつの間にか青年期を通り過ぎ、責任ある壮年期に入ったようです。

今年もよろしく当センターを応援いただけるようお願い申し上げます。

元旦