News Archives [20040902]
落石岬ステーションを牧草地の温室効果ガスフラックス観測研究チーム一行が視察

サイエンスキャンプ5
 平成16年8月31日(火)、台風16号による暴風雨の中、「環境に配慮した草地管理に係わる調 査委託事業」(委員長:波多野隆介北海道大学教授)の現地検討会参加者12名が、落石岬ス テーションを視察しました。
 上記調査委託事業は、平成16年度から3年間の計画で、国内4ケ所(北海道2箇所、栃木 県、宮崎県)の牧草地の温室効果ガスの収支を明らかにするものです。その調査地点の一つで ある北海道立根釧農業試験場(中標津町)での現地検討会に合わせて、検討会参加者が落石岬 ステーションを視察しました。
 普段、牧草地を研究対象としている研究者が、温室効果ガスのベースライン観測の現状を 実感しました。温室効果ガスなどの大気微量成分が、自動化された高精度計測システムで無 人観測されていることに感心していました。また、落石岬での観測結果に近隣の牧草地での 観測結果がどのように反映するのか話が盛り上がりました。(YF記)