News Archives [20050725]
”国立環境研究所夏の大公開”開催報告

 夏休み最初の土曜日、2005年7月23日(土)に「国立環境研究所夏の大公開」が実施されました。過去最多であった昨年の2倍近い3,000人を超える方がご来訪されました。

 地球環境研究センターは、地球温暖化研究棟1階フロアで、「パラパラマンガ」や「かんきょう問題かんしん度チェック」などの簡単な工作・クイズなど子ども向け企画、地球温暖化研究棟に施されている温暖化対策技術のデモンストレーション、パネル展示による地球環境モニタリングの概要紹介、波照間・落石岬モニタリングステーションを紹介する「波照間・落石岬オンライン」とアニメーション放映、上空の飛行気分が味わえる「空中散歩・森を飛ぼう」などを行いました。
 今年の新企画「二酸化炭素でビンゴ」では、愛知万博会場に設置された二酸化炭素測定装置(万博アメダス)のデモンストレーションを行うとともに、測定データをリアルタイムに見ることができる「万博エコクラブ」ウェブサイト(博覧会協会)を紹介しました。「自転車発電でテレビがつくか」では、電気を起こすために必要なエネルギーの大きさを皆様に身をもって体験して、省エネルギーの意義を理解していただきました。
  この他、地球温暖化研究棟1階フロアでは、「利き水コンテスト」「子ども向け環境アニメ(ミナの村と川・ミナの村と森)の放映」(企画広報室・総務部主催)、リユースカップを用いた冷麦茶サービス((財)地球・人間環境フォーラム提供)などが行われました。つくばの研究機関を巡るスタンプラリー「つくばちびっ子博士2005」(第7回。つくば市・つくば市教育委員会・つくば市科学教育事業推進委員会主催、筑波研究学園都市交流協議会共催)のスタンプコーナーも設置され、多くの子どもたちが「パスポート」(特製スタンプ帳)を手に会場を訪れました。

会場写真


 スタッフに真剣な面持ちで質問される方も多く、地球環境問題に対する関心の高さを直に感じる機会となりました。ご来場くださいました皆様、また実施にあたりご協力をいただいた皆様にこの場を借りて深く感謝を申し上げます。