News Archives [20060821] 2006.08.25
「システムアプローチで見えてきた東アジア陸域生態系の炭素動態」
‐環境省地球環境研究総合推進費 戦略的研究開発領域課題S-1ワークショップ‐
「21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究」
開催のお知らせ

 環境省地球環境研究総合推進費の中に新たに設けられた戦略的研究開発領域の最初の課題として、「21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究」は2002年度から5年計画で始まりました。このプロジェクトには国内の多くの大学や研究所に所属する中心的な研究者が参画し、日本を中心にしながらも、東アジアやシベリア地域も対象として陸域生態系の炭素動態の研究を進めています。そして、今年2006年度で最終年度を迎えたので、これまで5年間にわたる我々の研究成果を総括すると共に、今後の研究課題を展望する成果報告会を企画しました。

日  時2006年10月14日(土)9:30-17:30
会  場早稲田大学・井深大記念ホールアクセスマップ
主  催 環境省
共  催

国立環境研究所、早稲田大学環境総合研究センター

お申し込み・
お問い合わせ

参加費は無料です。メールもしくはFaxで、以下の項目を記入してお申し込み下さい。

1.氏名(フリガナを明記)
2. メールアドレス
3.所属名
4.所属の住所・電話・Fax

お申し込み先

M & J インターナショナル 新川順子
Fax:045−361−9681

お問い合わせ先

筑波大学生命環境科学研究科 S-1事務局 大瀬健嗣
電話:029−853−4531

〜 プログラム 〜

9:00 開場
9:30-9:40 挨拶(環境省)
9:40-10:00 統合的炭素収支研究プロジェクトの背景と概要(及川武久・筑波大学)
10:00-10:20 炭素動態把握のためのシステムアプローチ(山形与志樹・国立環境研究所)
10:20-12:30 A.地上観測による炭素動態の時空間変動解析
  10:20-10:30 司会:山本晋(岡山大学)
10:30-11:00 (1)フラックスタワー観測から見た炭素動態(三枝信子・産業技術総合研究所)
11:00-11:30 (2)生態学的手法から見た炭素動態(松浦陽次郎・森林総合研究所)
11:30-12:00 (3)土壌圏調査から見た炭素動態(小泉博・岐阜大学)
12:00-12:30 (4)討論(指定討論者+アドバイザ+一般)
    指定討論者 鈴木雅一(東京大学・教授)
12:30-14:00 昼休み+ポスターセッション
14:00-16:10

B.広域観測とモデルによる炭素動態の時空間変動解析

  14:00-14:10 司会:甲山隆司(北海道大学)
14:10-14:40 (1)タワーネットワーク大気観測から逆推定した炭素動態 (町田敏暢・国立環境研究所)
14:40-15:10 (2)衛星リモートセンシングによる炭素動態 (西田顕郎・筑波大学)
15:10-15:40 (3)陸域生態系モデルによる東アジアにおける炭素動態(伊藤昭彦・国立環境研究所)
15:40-16:10 (4)討論(指定討論者+アドバイザ+一般)
    指定討論者 林陽生(筑波大学・教授)
16:10-16:20 休憩
16:20-17:20

C.ポスト京都議定書に向けて

    司会:及川武久(筑波大学)
16:20-16:40 (1)東アジアの炭素動態:今後の課題と政策的含意(山形与志樹・国立環境研究所)
16:40-17:20 (2)総合討論(指定討論者+アドバイザ+一般)
    指定討論者 和田英太郎(地球環境フロンティア・ディレクター)
            西岡秀三(国立環境研究所・理事)
17:20-17:30

講評 田中正之(東北工業大学)

17:30 終了