Updated: October 15, 2009
地球環境研究センターでは、平成21年11月11日(水)に国立環境研究所地球温暖化研究棟交流会議室において、「平成21年度スーパーコンピュータ利用研究報告会」を開催いたします。 当日は、今年度国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究課題として承認を受けた、気候モデル研究をはじめとする所内外の研究課題の成果や今後の計画などについて報告が行われます。
ご関心のある方はどうぞご参加下さい。 事前の申し込みは不要です。
プログラム | ||
---|---|---|
11:00~11:05 | 開会挨拶 | |
11:05~11:20 | スーパーコンピュータ利用研究概要および運用状況 | |
11:20~11:35 | 気候モデル中の物理化学諸過程の高度化及び過去−現在気候の再現実験を通したモデルの検証 | 塩竈 秀夫 (国立環境研究所 大気圏環境研究領域) |
11:35~11:50 | 流域環境管理に関する国際共同研究 | 東 博紀 (国立環境研究所 アジア自然共生研究グループ) |
11:50~12:05 | 海水面および海中での物質の乱流拡散機構の解明と海水面を通しての物質の交換機構に及ぼすうねりの効果 | 小森 悟 (京都大学大学院工学研究科) |
12:05〜13:15 | Lunch | |
13:15〜13:30 | 大気海洋結合モデルの物理過程改良および気候変化予測の手法開発 | 小倉 知夫 (国立環境研究所 地球環境研究センター) |
13:30〜13:45 | 全球気候モデルMIROCの陸域過程の精緻化及びそれを用いた大気陸面相互作用の研究 | 伊藤 昭彦 (国立環境研究所 地球環境研究センター) |
13:45〜14:00 | オゾン層破壊の長期変動要因の解析と将来予測に関する研究 | 出牛 真 (気象研究所 環境・応用気象研究部) |
14:00〜14:15 | GOSATデータ処理運用システムの開発 GOSATデータ処理運用システムの試験および定常運用 |
石原 博成 (国立環境研究所 地球環境研究センター) |
14:15〜14:30 | 大気輸送モデルとインバースモデルによる温室効果ガス収支量の推定とその高精度化に関する研究 | Shamil Maksyutov (国立環境研究所 地球環境研究センター) |
14:30〜14:45 | CAI衛星解析とモデルシミュレーションの統合システムの構築 | Nick Schutgens (東京大学 気候システム研究センター) |
14:45〜15:15 | Coffee Break | |
15:15〜15:30 | NICAMによる雲降水システムの研究 | 柳瀬 亘 (東京大学 気候システム研究センター) |
15:30〜15:45 | 雲解像モデルを用いた豪雨システムと台風の高解像度シミュレーション | 吉岡 真由美 (名古屋大学 地球水循環研究センター) |
15:45〜16:00 | 湿潤惑星大気用数値モデル群の開発および基礎的実験 | 林 祥介 (神戸大学大学院 理学研究科) |
16:00〜16:15 | 海洋中の熱塩循環の渦拡散係数の乱流シミュレーションによる予測とモデル化 | 花崎 秀史 (京都大学大学院工学研究科) |
16:15〜16:35 | MIROC中解像度版および氷床力学モデルと炭素循環モデルを用いた古気候数値実験と温暖化予測 | 岡 顕 (東京大学 気候システム研究センター) |
16:35〜16:50 | 受容体−化学物質間相互作用解析に基づく生体毒性予測システムの開発 | 常盤 広明 (立教大学 理学部) |
16:50〜17:15 | 総合討論 | |
17:15〜17:20 | 閉会挨拶 |
なお、18:00より所内食堂にて懇親会(会費制)を開催します。