CGERリポート

’94 IGAC/APARE/PEACAMPOT
航空機・地上観測データ

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概要- 139p -

このデータ集は、環境庁地球環境研究総合推進費により実施された平成6年度PEACAMPOT(太平洋上の対流圏大気に関する東ア ジアの大陸気塊の影響)航空機観測、地上強化観測の成果を集成したものです。

1990年代初頭よりIGAC計画(国際地球規模大気化学計画)の一環としてAPARE(東アジア/北太平洋地域研究)がスタート し、米国NASAを中心としたPEM-WEST(西部太平洋観測)やPEACAMPOT(太平洋上の対流圏大気に関する東アジアの大陸気塊の影響) による航空機観測、地上観測が進められ、データが蓄積されるにつれて、アジア大陸東縁に沿った西太平洋地域への大陸からの 大気汚染物質の輸送の状況が次第に明らかになりつつあります。

平成6年度のPEACAMPOT観測では、貴重な自然が残されていて、世界自然遺産条約でも世界遺産として登録された屋久島の周辺 が観測対象とされました。

本データ集には、多くの研究者の観測により得られた東アジア地域の大気汚染物質の長距離輸送に関する貴重な情報が含まれて います。多くの方々にご利用頂ければ幸いです。