CGERリポート

平成22年度 国立環境研究所GOSATプロジェクト報告

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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は世界初の温室効果ガス観測専用の衛星です。衛星は、全球大気の晴天域の二酸化炭素とメタンの濃度と変動を宇宙から観測し、その吸収・排出量の推定精度を高めることを主目的に、平成21年1月23日の打上げ以降、現在も観測を続けています。当プロジェクトは、環境省、国立環境研究所(NIES)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)(以下「三者」とよぶ)が共同で実施しています。

本刊行物は、GOSATの打ち上げ年度である平成20年度以降、データプロダクトの公開が始まった平成21年度から平成22年度末までを重点的に、NIESのGOSATプロジェクトを中心として、三者の共同事業としての進捗と成果についての記録を整理したものです。