Updated: September 3, 2009
今年のエコスクールは6月10日に行われ、ちょうど“サカイツツジ”の花の終わりに間に合いました。この落石岬にある地球環境モニタリングステーションは1994年に設置され、2009年で15年を迎えます。エコスクールは1997年を初回とし、今年でもう13回目になります。主催は北海道根室支庁であり、地元の方々との交流の場として近郊の小学5, 6年生を対象に施設見学会などを行ってきました。今年は落石小学校11人がその対象者でした。
地元の北海道地球温暖化防止活動推進員である千葉精一さんの講義の後、小学生たちはバスでゲートまで移動し、ステーションまでは岬の自然を観察しながら歩いてやってきます。
6月10日に温室効果ガス排出削減に関する政府の中期目標も発表され、対策に対してもより大きな関心が寄せられるなかで、昨年度ステーションに設置した10kwの太陽光パネルを見てもらうのが大きな目玉でした。地球全体の観測にもつながるような施設がすぐそばの落石岬にあることを現場で説明し、二酸化炭素の測定実験なども行いました。さらに自転車発電装置の実験などを通して、二酸化炭素の排出量の削減にも協力を呼び掛けました。
落石小学校で地元の北海道地球温暖化防止活動推進員の千葉さんの話を聞く小学生たち。生徒「一人一日にどれぐらいの二酸化炭素を出していますか?」先生たち「えーと、1日か、ちょっと計算させてね、、、えーとどうなんだっけ、、、」(1日なら、27kgというところかなあ。家庭だけなら6kgといわれているね)
サカイツツジ
歩いてステーションまで何分かかる?
さあね。
良く来ていただきました。
世界の観測所の一つが落石にあるんですよ。ふーん、そうなんだ。
二酸化炭素を測ってみましょうね。まずは息を採取します。
太陽電池のパネルは56枚。これで発電ができるなんて不思議。どうなってるんだろう?
それでは、自分たちも電気をつくってみましょう。この装置は自転車をこいで発電します。お家に明かりをつけましょう。
今日も落石は霧です。そんな中でも、記念撮影。ご苦労様でした。