CGER-I163-2023_計算で挑む環境研究
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 あと、スーパーコンピュータの場合は、常時半分以上計算で稼働しているし、止めて、立ち上げるのに、すごい時間がかかるので、止めない程度に、スタンバイ電力としてぐっと消費電力を下げて使う、必要なときだけ、電力をもらってガーっと計算する、というようにして、急激な電力変化に対応できる賢い施設的な仕組みも、今よりもっと考えられていくのではないかと思いますね。(スーパーコンピュータの性能も、スーパーコンピュータを利用する研究も、今、大きな曲がり角に来ている…。八代さんの研究は、その曲がり角の先を見据えるために、とても大きな意味をもっているのだと深く実感したインタビューでした。)※八代尚主任研究員のプロフィール(P.63)を参照。

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