CGER-I163-2023_計算で挑む環境研究
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参考資料 国立環境研究所では、地球規模での環境変化に関する現象解明や予測など研究所内外で実施される地球環境研究を支援するために、平成4(1992)年3月に初めてスーパーコンピュータSX-3 Model 14を整備しました。それ以後、平成9年に SX-4/32、平成14年にSX-6/64M8、平成19年3月に SX-8R/128M16、平成25年6月に、SX-9A/ECO、平成27年6月には、第6号機であるSX-ACEを導入、運用を開始しました。この間、広く所内外の地球環境研究者の利用に供し、大気・海洋モデリング、気候予測、地球流体力学その他数多くの分野で数々の研究成果を生み出してきました。さらに、令和2(2020)年3月からは、第7号機である SX Aurora TSUBASA A511-64 を運用しています。 このページでは、国立環境研究所のスーパーコンピュータ(ベクトル処理用計算機)の変遷と性能についてまとめています。これによると、当研究所のスーパーコンピュータは30年でおよそ12万倍速くなりました。近年における環境研究の著しい進展は、これらのスーパーコンピュータの発展に支えられています。地球環境研究センターにおけるスーパーコンピュータ(ベクトル処理用計算機)の変遷

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