CGER-I163-2023_計算で挑む環境研究
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図2:MIROC-INTEG-LANDに入力値として利用している (a) 地表気温と、モデルによって計算した (b) 食糧穀物収量[トン/ha]、(c) 食糧穀物農地面積[割合]、(d) 食糧穀物+バイオ燃料作物農地面積[割合]。地球全体の平均値を表し、農地面積(c, d)は全陸地に対する農地面積の割合で表しています。食糧穀物収量は、計算格子点(全球緯度経度=1度)における、コメ・小麦・大豆・トウモロコシの最大収量を選択して計算しました。細線が5つの気候モデル結果を MIROC-INTEG-LAND に入力して計算した結果((a) は入力値)、太線がそれらの平均値を示しています。気温上昇が大きい順に、RCP8.5 (赤), RCP6.0 (黄色), RCP4.5 (緑), RCP2.6 (青)と呼ばれる濃度シナリオの結果を示しています。Yokohata et al. 2020※6に加筆。

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