RESEARCH2023年6月号 環境研究総合推進費の研究紹介32 2050年に日本の脱炭素社会をどのように実現するのか −環境研究総合推進費課題 1-2002「社会と消費行動の変化がわが国の脱炭素社会の実現に及ぼす影響」− 金森有子 脱炭素社会の実現、これは日本が直面している非常に重要な課題の一つです。2020年に当時の菅首相により2050年までに温室効果ガスの排出を削減して実質ゼロにする…
RESULT2023年6月号 最近の研究成果 2016年5月18-20日の間に北日本上空で観測されたシベリアバイオマス燃焼による一酸化炭素とエアロゾルの長距離輸送 Tran Thi Ngoc Trieu、森野勇、内野修、堤之智、大山博史 最近、シベリアにおいて比較的大規模な森林火災が頻発しているが、北日本における…
COLUMN2023年6月号 観測現場発 季節のたより[20] 犬見た星を私も見たい (2)チョウザメのルイベ 笹川基樹 西シベリアを訪れた7月、突き刺す日差しにUVカット効果もある防虫パーカーを取り出した。まとわりつく蚊が多いことは知っていたが…
NEWS2023年6月号 貨物船「TRANS HARMONY 1」による日本-東南アジア航路上の大気中CO2濃度とオゾン濃度データを公開しました 中岡慎一郎、高尾信太郎 社会経済活動が急速に活発化している東南アジアでは、人間活動起源の温室効果ガスの急激な排出増加が懸念されています…
−藤縄環(地球システム領域地球大気化学研究室 研究員)