2018年10月20日、国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室の吉田崇紘特別研究員がGIS学会賞（研究奨励部門）を受賞しました。

受賞対象：地理情報システムに関する学術論文の業績が優れた前年度末日までに35才以下の者

選定理由：吉田崇紘氏はこれまで、空間統計学や空間計量経済学、組成データ解析における方法論を組み合わせて、様々な時空間データ（時刻情報と位置情報を併せ持つデータ）の解析に役立つようモデルの拡張と社会経済データへの応用を試みてきた。IoT（Internet of Things）をはじめとする技術の進歩と社会への普及により、時空間データは高頻度・高解像度化しているなかで、このような時空間データの解析手法の開発・構築に向けたこれまでの取り組みが評価され、一般社団法人地理情報システム学会からGIS学会賞（研究奨励部門）が贈られた。