CGERリポート

IGAC/APARE/PEACAMPOT 航空機・地上観測データ(’91〜’95集成版)

内容(CD-ROMの内容がこちらでご覧になれます)

このCD-ROM「'97IGAC/APARE/PEACAMPOT 航空機・地上観測データ('91~'95集成版)」は、平成3年度より平成7年度にかけて、環境庁地球環境研究総合推進費 酸性雨分野課題「東アジアにおける酸性・酸化性物質の動態解明に関する研究」によって行われた航空機観測及び集中地上観測のデータを集成したものです。

本研究はIGAC/APARE(地球大気化学国際協同研究/北太平洋地域研究)のサブプロジェクトの一つとして認められ、中国や韓国の研究者との協同研究も含めた国際共同観測PEACAMPOT(東アジアの大陸性気塊による太平洋上の対流圏の変動)プログラムとして行われたものです。

この中には東アジア地域における長距離越境大気汚染現象を解明するための貴重なデータが収められています。

地球環境研究センターは、有用な地球環境データを研究者に提供する「地球環境研究支援」を業務の柱の一つに据えていますが、その一環として本CD-ROMを刊行し、現象解明研究のさらなる前進のために,この研究データが国内の研究者の間で広く共有されることを期待しています。

なお、このCD-ROMに収録されるデータは、既に印刷物の形でも出版されていますが数値データ利用者のニーズを満たすために作成しました。

CD-ROMの使用法

このCD-ROMは、ハイブリッド(ISO9660対応)フォーマットであるため、DOSおよびMacintoshパソコンで利用することができます。

本データCDの構成はすでに刊行されているデータ集1巻~5巻に基づいています。Netscape NavigatorまたはInternet Explore等のブラウザによりindex.htmを開くと、各年度ごとに本文、表、および図の目次があるので、これから求めるデータを見ることができます。本文は一太郎Ver.6.3またはMS-Wordで書かれています。表はすべてMS-Excelのデータとなっています。図は、ビットマップデータとなっており、一覧するための縮小データと、明瞭に印刷するための大きなデータとが含まれています。本文や表、図等を閲覧するためには上記ブラウザを利用し、かつ各対応のソフトウェアを用いることが必要です。またブラウザも各ファイルを、対応のソフトウェアで読めるように設定しておく必要があります。

ブラウザを持たない利用者は、必要なファイルを探して各対応のソフトウェアで開くといいですが、そのための解説文書としてdocディレクトリの中に次のファイルが入っています。

readme.txt 解説
bookcont.txt 本文目次
tabcont.txt 表目次
figcont.txt 図目次