低炭素研究プログラム

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概要

国際的に共有されている長期ビジョンである気温上昇2°C目標(および努力目標である1.5°C目標)について、その実現に向けた温室効果ガス排出経路を科学的な方法を用いて定量化し、低炭素社会の実現に向けた実装に貢献するとともに、長期的な温室効果ガスの排出削減に向けた世界の緩和・適応策などの気候変動に関する政策決定に必要な知見の提供に寄与します。

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プロジェクト1マルチスケールGHG変動評価システム構築と緩和策評価に関する研究

地球温暖化現象を常に新たな科学的側面から探求するために、温暖化フィードバックを含め地球規模での現象解明研究を継続します。

同時に、2°C目標に向けて今後20年程度で行われる人為発生源の緩和対策や温暖化影響・適応策に対して科学的な評価を与えるために、全球ならびに領域規模のマルチスケールでの温室効果ガス濃度監視体制を国際的に展開し、気候変動影響を考慮したフラックス変動応答の観測やそのモデル評価を行います。その情報を緩和・適応策へフィードバックすることで、自然科学的側面から低炭素社会構築を後押しします。

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プロジェクト2気候変動予測・影響・対策の統合評価を基にした地球規模の気候変動リスクに関する研究

全球規模の気候予測モデル(地球システムモデル)、人間活動を含む陸域諸過程の影響予測モデル(土地利用、水資源、生態系等の統合モデル)、社会経済シナリオの描出と対策評価のモデル(統合評価モデル)をより密接に結びつけた包括的なモデル研究体制を構築し、自然システムと人間・社会システムの間の相互連関・整合性に留意した、対策の波及効果も含む気候変動リスクの総合的なシナリオを描出します。

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プロジェクト3世界を対象とした低炭素社会実現に向けたロードマップ開発手法とその実証的研究

2°C目標や努力目標である1.5°C目標の達成に向けた温室効果ガス排出削減経路や対策のロードマップの開発とその実現を目指した分析を行います。具体的には、世界を対象とした統合評価モデルの詳細化とそれをもとにしたモデル比較や政策評価を行うとともに、気候安定化の実現に向けた国際制度や政策をデザインします。また、得られた知見や情報を様々なステークホルダーに対して提供し、低炭素社会の実現に向けた実装に貢献します。

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