創エネ・あかりパーク2016 自転車発電活動報告

11月2日(水)から11月6日(日)にかけて、東京都上野恩賜公園噴水広場において「創エネ・あかりパーク2016」が昨年に引き続き今年も開催されました。創エネ・あかりパーク2016は、「光と出会う! 光と遊ぶ!」をテーマに日本の新しい創エネ・省エネ技術と最新の光技術を組み合わせた様々な展示や体験を行い、再エネ・創エネ・省エネについて学ぶことができるイベントです。国立環境研究所のブースでは、「あかり」を点けるために自分の力で発電する自転車発電を来場者に体験してもらいました。自転車を漕いで発電した電力を白熱球、蛍光灯、LED電球の「あかり」に変換し、ペダルの重さによって消費電力の違いを理解してもらいました。また、ボール状のモニターに温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が宇宙から取得した二酸化炭素濃度を映し出したダジックアースも公開しました。「いぶき」については、スタッフが被っていた人工衛星の太陽電池パドルをモデルにしたカチューシャにも注目が集まりました。子供から大人まで「光と出会う! 光と遊ぶ!」を体験していただき、たくさんの参加者にエネルギーの大切さを実感していただくことができました。

自転車発電に参加された方に、地球温暖化に関するぱらぱらマンガや地球環境研究センターの研究事業を紹介したパンフレットを配布したところ大変好評でした。

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写真1自転車発電を体験した親子。後ろにいるスタッフは人工衛星の太陽電池パドルをモデルにしたカチューシャをつけています

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写真2順番待ちの行列ができるほど盛況となった自転車発電

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写真3イベント会場の様子。写真の左側に見えているステージでは、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられていました

国立環境研究所は毎年春と夏に行われる施設の公開以外にも、さまざまなイベントに出展し、自転車発電のような体験企画や地球温暖化への意識を高めるような展示等を行っています。

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写真4七色に光る上野公園の噴水