2014年4月号 [Vol.25 No.1] 通巻第281号 201404_281005

観測現場発 季節のたより 3 CGERグリーンカーテンから生まれたパッションフルーツが迎えた春

  • 地球環境研究センター 主幹 広兼克憲

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2014年春 温室で大きく成長したパッションフルーツの苗

今回はつくばの研究所本構からのたよりです。

昨年の夏、地球温暖化研究棟南面でグリーンカーテンとしてゴーヤとともに育てられたパッションフルーツは、その後、つくばの寒さに耐えきれず、残念ながら枯れてしまいました。しかし、夏から秋にかけて行った挿し木によって、100を超える小さな苗となり、研究所内の温室で厳しい冬を越しました。

温室のパッションフルーツの苗たちは、2月に入る頃から成長し始め、今では見違えるほど大きく成長しました。苗たちは、4月19日の春の一般公開で来場者の皆様にお配りし、それぞれの環境で育てていただく予定です。

苗たちは研究所周辺で大きく成長し、この夏、グリーンカーテンとして涼をもたらし、秋には赤い実が収穫されることでしょう(育て方は、地球環境研究センターウェブサイト http://www.cger.nies.go.jp/ja/greencurtain/ に詳細に掲載されています)。

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2013年7月 夏の大公開時のグリーンカーテン

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2013年8月〜10月 挿し木による株分け

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2013年9月 収穫(左写真下がパッションフルーツ)

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