地球環境研究センターニュース

REPORT 2018年1月号

アジア・オセアニア地域におけるオープンサイエンスに向けた活動 —World Data System Asia-Oceania Conference 2017参加報告—

白井知子・福田陽子

地球温暖化などの気候変動に関する情報は社会性が高く、研究者だけではなく、地方公共団体や一般市民による利用も意識したデータ利用体制の構築が求められています。2016年5月につくばで行われたG7科学技術大臣会合の共同声明でも、幅広い分野の研究成果(論文や…

INTERVIEW 2018年1月号

環境被害を他人事でなく伝えるためにすべきこと —地球環境研究センターの広報活動について加藤三郎さんに聞きました—

編集局

加藤さんは以前、地球環境研究センター(以下、CGER)の井上元総括研究管理官からのインタビューを受けられており、国立環境研究所(以下、国環研)やCGERの活動についてアドバイスをしてくださいました。CGERニュース2004年8月号に掲載されてい…

RESULT 2018年1月号

最近の研究成果 林床部炭素フラックスに対する気候変動の影響を探る:富士北麓カラマツ林における8年間の観測の結果から

寺本宗正・梁乃申

林床部の炭素フラックス(土壌呼吸、微生物呼吸、林床植生による光合成など)は、森林の炭素循環において重要な因子である。例えば林床部の二酸化炭素排出量(呼吸量)は、多くの場合森林全体の呼吸量の半分以上を占めるとされる。しかしながら、こうい…

RESULT 2018年1月号

最近の研究成果 船舶観測によるインドネシアの泥炭火災に対するメタンの排出係数の推定

奈良英樹

2013年の6月から8月にかけて、大気観測装置を搭載した定期貨物船がマレー半島周辺を航行時に、インドネシアのスマトラ島で発生した大規模な泥炭地火災に起因する二酸化炭素、一酸化炭素、メタン等の異常高濃度イベントを観測しました。今までの研究で…