地球環境研究センターニュース

REPORT 2018年8月号

転換期を迎えつつある温室効果ガスの衛星観測 第14回宇宙からの温室効果ガス観測に関する国際ワークショップ(IWGGMS-14)参加報告

吉田幸生

2018年5月8日から10日の3日間、第14回宇宙からの温室効果ガス観測に関する国際ワークショップ(14th International Workshop on Greenhouse Gas Measurements from Space: IWGGMS-14)がカナダのトロントで開催されました。当ワークショップは日本の温室効…

RESEARCH 2018年8月号

計算で挑む環境研究シミュレーションが広げる可能性 1 よりよい気候変動対策の礎をつくる:気候変動予測の不確実性の低減

塩竈秀夫

私は、気候モデルを用いて19世紀半ば以降の気候変動の要因分析と将来の気候変動予測に関する研究を行っています。何か複雑な現象の変化を予測しようとする時には、必ず不確実性があります。本記事では、「気候変動予測の不確実性」とはどのような原因によって生じ、ど…

RESEARCH 2018年8月号

世界遺産白神山地と温暖化 温暖化によって土壌から排出される二酸化炭素が増加する

寺本宗正ほか

土壌からは多量の二酸化炭素(CO2)が放出されており(土壌呼吸)、その年間排出量は地球全体で約3,600億トン(CO2換算、2008年時点)と推定されています。この量は、人間活動によって排出されるCO2量(化石燃料の燃焼やセメント生産、土地利用変化に…