地球環境研究センターニュース

REPORT 2017年4月号

持続可能な開発目標SDGsの実現に向けた地球観測の推進—第9回GEOSSアジア太平洋シンポジウム報告—

水沼登志恵・三枝信子

2015年9月の国連サミットにおいて、15年後の2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs」が採択されました。SDGsは、2000年に採択されたミレニアム開発目標(MDGs)の成果をさらに一歩進めた「世界を変えるための17の目標」で、すべての国々 …

REPORT 2017年4月号

市民向け講演会日本海で進みつつある環境の変化〜その驚くべき実態に迫る〜開催報告

荒巻能史

日本海では、最近、地球温暖化や東アジア地域の環境汚染の影響が確実に現れています。私たち、国立環境研究所の研究グループは、長年にわたり温暖化に伴う日本海への環境影響について研究して参りました。地球環境研究センターニュース2016年11月号(環境研究総合推進費 …

REPORT 2017年4月号

AGU (American Geophysical Union) Fall Meeting 2016参加報告 32基の人工衛星による温室効果ガスの全球観測が導くこれからの温暖化研究

髙木宏志

人為的な温室効果ガスの排出によって、地球の炭素循環にどのような変化が起きているのか、その変化がどのような影響をもたらすのか、さらにその影響をどのように緩和することができるのか、これらを正しく見定めるためには、過去から現在にわたっての炭素の貯蔵・フローに …

RESEARCH 2017年4月号

富士北麓カラマツ林サイトにおける林床部炭素フラックスの長期観測—10年の観測結果から—

寺本宗正

全球規模では、年間約98Gt(1Gt[ギガトン= 10億トン)のCO2が土壌から放出されています(土壌呼吸。土壌呼吸は植物根の呼吸と、微生物による土壌有機炭素の分解(微生物呼吸)に起因します。微生物呼吸は土壌呼吸の半分以上を占めており、温度 …