地球環境研究センターでは、国立環境研究所が問題解決を目指して研究資源を集中させることを決めた4つの重点研究プログラムのうちのひとつである「地球温暖化研究プログラム」を推進しています。
人類が大量に大気中に放出している二酸化炭素などの温室効果ガスによって進みつつある地球温暖化とそれに伴う気候変化は、今世紀中にも人類の生存基盤に関わる重大かつ深刻な影響をもたらすと予測されており、その防止及び影響緩和に向けた取組が世界的に進められています。
「地球温暖化研究プログラム」では世界最高水準の観測・モデルに基づいた地球温暖化とその影響・リスクに関するメカニズムの理解と将来予測の研究、社会経済システムを温室効果ガスの排出の少ないものへと変革するためのビジョン・シナリオ研究などを実施します。研究成果は「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」などを通じて、国内外の地球温暖化対策に活用されます。 |